前歯のすきっ歯、削らずに治せる?歯科治療の選択肢とその特徴|大津市の歯医者「東野歯科医院」

前歯のすきっ歯、削らずに治せる?歯科治療の選択肢とその特徴|大津市の歯医者「東野歯科医院」

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前歯のすきっ歯、削らずに治せる?歯科治療の選択肢とその特徴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隙間のある歯並びでお悩みの方も多いと思います。

どのような治療方法があるのでしょうか。

 

主な治療方法として、

①歯列矯正 ②セラミック等の被せもの ③ラミネートべニア ④ダイレクトボンディング

などが挙げられます。

 

それぞれの方法に長所、短所があります。

 

①歯科矯正

歯列矯正の長所としては、多くの個所で歯に隙間がある場合でも対応できる点があります。

また、歯を削る必要もありません。

短所としては、

費用と時間がかかる

個々の歯の色や形は変えられない

治療中は虫歯のリスクが高まる といったことがあります。

 

②セラミック等の被せもの

セラミック等の被せものですが、

長所としては、歯列矯正に比べ、治療期間が短い、歯の色や形を変えられるといったものがあります。

短所としては歯を削る必要があり、その部分からの虫歯のリスクが高まります。

 

③ラミネートべニア

ラミネ-トべニアは、表側だけを薄く削り取ってセラミック等を貼り付けるもので前歯に用います。

被せ物に比べると歯を削る量は少なくて済みますが、強度等では劣ります。

 

④ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングがあります。

歯を削ることなく、セラミックの微粉末の入った粘土状の合成樹脂を歯に丁寧に盛り上げて固めることを繰り返し、歯の形を改善します。

長所としては、歯を削る必要がない。即日で治療できる。費用が安価なとが挙げられます。

欠点としては、被せものに比べると形の自由度が低い、セラミックに比べると強度が低いなとが挙げられます。

 

 

どの治療法が良いかは歯並びの状態、年齢、費用を掛けられるか否かなどを考慮する必要があります。

 

例えば、まだ若い方で多くの隙間が奥歯の方にもあり、時間や費用が掛かってもいいといった場合は、矯正治療が適しています。

また、被せものがすでに入っている、隙間の個所もそれほど多くないといった状態ならば、被せものがいいでしょう。

 

では、まだ虫歯の無い歯でできれば削りたくない。隙間の個所も少ないといった場合はどうでしょうか?

そんな場合に用いられるのがダイレクトボンディングです。

 

 

正中離開(真ん中のすきっ歯)をダイレクトボンディング治療した症例

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先に挙げた写真をダイレクトボンディングで治療した後の写真がこちらになります。

 

患者さんは高校生のかたで前歯の隙間をずっと気にしていらっしゃいました。

この患者さんは、上顎の左右側切歯が生まれつきありません。

そのために真ん中に隙間が出来てしまっています。

 

真ん中の歯(中切歯)とその横の犬歯の間にも少し隙間はありますが、ほとんど気になりません。

つまり、治療対象は真ん中だけとなります。

歯並びも少しかみ合わせは深いですか、全体のバランスとしては良好です。

この症例を矯正治療だけで治すと犬歯が真ん中に寄りすぎて見た目がおかしくなります。

虫歯が無いきれいな歯なので歯を削る必要のある治療法は除外します。

結果、ダイレクトボンディングが最適な治療方法となります。

 

この方の場合、左右の真ん中の歯にダイレクトボンディングを行いました。

治療時間は約1時間。

治療費は40,000円でした。

 

このような歯の隙間でお困りの方がおられましたら、まずはお気楽にご相談ください。

 

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