もしも歯を抜いてしまうこととなったら治療法は①ブリッジ、②取り外し式の入れ歯、③インプラントの３つがあります。それぞれにいくつかのメリット・デメリットがあります。今回はそれぞれ１番代表的なものを挙げてみます。

①ブリッジ

メリットは取り外しの必要がないこと。デメリットは両側の歯を大きく削る必要があること。

②取り外し式の入れ歯

メリットは歯を削る必要がないこと。デメリットは異物感があり食べたり話したりしにくいこと。

③インプラント

メリットは新しく歯が生えたのと同じ状態に回復できること。デメリットは健康保険が適応されない事です。

歯がなくなった部分をどの方法で治そうか皆さん悩まれます。良くあるのは前歯を失ってしまった患者さんの「ブリッジにしたいけれど両側の歯を削りたくないし、かといってインプラントをするには費用の面と手術が怖いし」という悩みです。実は歯をほとんど削らずにブリッジにする方法があるのです。症例写真の真ん中の歯は抜いてあって、今あるのは人工の歯なのです。虫歯を治すときに使うコンポジットレジンという材料をグラスファイバ－の補強繊維を併用して盛り上げて作ってあります。１本の欠損にしか対応できず、噛み合わせの状態によってはできないこともありますが、逆に全く歯を削らずにできることもあります。

歯を削りたくないので今は入れ歯を使っているけど、やっぱり使いにくいなとお悩みの方がおられましたら是非ご相談ください。治療費は４０，０００円からになります。